みなさんこんにちは。
先日、「来年の介護保険の改正について」という研修会に参加してきました。
コロナ渦ということもあり、オンラインでの研修会で自分も初の経験でした。
私達が関わらせて頂いている利用者の皆様へのサービスは、介護保険を主軸とした保険制
度で成り立っています。なので、細かい診療報酬の部分だけでなく、大きな流れとして、
国の中枢の方々(政府)がどういう方向性で介護保険が継続していくのか、捉えているの
かを知っておくのかは、利用者様へはもちろん、天草地域、自社のスタッフに対してもと
ても大事なことであると思います。
介護保険にかかる分野のことがほぼ全て盛り込まれた内容だったので全部は紹介できませんが、少しだけ中身を紹介しますと、今回の研修会でのポイントは大きく分けて二つです
①2025年問題ではなく、2040年問題を見据えた施策にシフトしていく
②サロン(通いの場)がさらに拡大していく
①は、数年前から言われていた2025年問題や2040年問題についてです。団塊世代の方々が介護保険の対象になる時期、また団塊世代ジュニアの方々が65歳を迎え、85歳以上の高齢者が1000万人を超える時期というのがポイントになりますが、2025年問題は消費税の増税をもって完了したとのことです。これからは2040年問題を軸とした施策がとられていくようになるとのことです。
そして②は、私達の街、天草でも数年前よりとても力を入れている部分でもある「通いの場をより拡充していく」ということです。
この取り組み自体は良いことも沢山あり、いわゆる「運動不足」や「閉じこもり傾向」の高齢者の方々が積極的に運動できる、社会参加・交流できる場として活用できます。
来年の改正でこの通いの場が促進されていく背景としては、通いの場を継続してきたことで ・要介護認定者が半減した ・認知症発症リスクが3割減少した というデータが出てきていることが一番の要因であるとのことです。
この②の方向性になり、
地域での受け皿が増えると地域住民主体で要支援1~要介護2の方々を支えていくということが各市町村で求められるということになってきます。
このことだけ見ても、私たちがサービスを提供させて頂く対象の方々も少しずつ変わっていくことが予想されます。
今回は少しだけ、来年の改正のお話をさせて頂きました。
大事なことは、これらの情報を少しでも知っておくこと。そしてそれらの情報も踏まえ、
いかに最高で最適なサービスをお届けできるかを考え続けていくことだと思います。
先日、当事業所の唯一の観葉植物ドラセナのメンテナンスを『花よど』さんに行ってもらいました。素人目からみても、とてもドラセナがイキイキしているのが分かりました!やはり専門家の方は凄いなと思った瞬間でした。
利用者様からも良くなったね!という言葉を頂きました(*'▽')
いつまでも元気でいてもらえるよう自分たちもメンテナンスをしっかり行っていきたいと思います。
リハステーションRICHE 武部啓太