2016年2月16日火曜日

認知症を学び、地域で支える


Q.この写真を見て何を思い浮かべますか?


 
知恵の輪?
上手にむけたニンジンの皮?
揚げ過ぎのオニオンリング?

知っている方も多いと思いますが、これは「オレンジリング」といって、認知症を理解し認知症の人や家族を見守っていく
゛認知症サポーター″が所有する特別な証です。

全国キャラバン・メイト連絡協議会が行う、「認知症サポーター養成講座」を受講することで誰でもこの認知症サポーターになることが出来ます。(小中学生も受講している地域があるそうです)

認知症サポーターは何かを特別に行うわけではありません。認知症を正しく理解し、認知症の人や家族を温かく見守る応援者になります。そのうえで、自分のできる範囲で活動出来れば良いのです。例えば、

・友人や家族にその知識を伝える
・認知症になった人や家族の気持ちを理解するよう努める
・隣人あるいは商店・交通機関等、まちで働く人として、できる範囲で手助けをする                

など活動内容は人それぞれです。

というわけで先日、居宅介護支援事業所すまいる工房の谷ケアマネージャーをお招きし養成講座を開催して頂きました。

→特別な疾病というより、誰にでも起こりうる脳の病気ととらえる
→天草の10年後は高齢者の5人に1人が、20年後は2人に1人が認知症・・・
→対応の仕方として、「まずは見守る」、「声をかける時は一人で」、「後ろから声をかけない」、「目線を合せる」、「自尊心を大切に」
→周囲の理解と心遣いがあれば穏やかに暮らしていく事が出来る

など有意義な勉強をさせて頂きました。
そして私も晴れて認知症サポーターになりました!!!
自分自身今回の講座を受講しただけでは十分な対応が出来るようになったという訳では無いのですが、地域のサポーターと協力して認知症の方の為に出来ることを少しでも考えていきたいと思います。                       きざきたくま
「認知症を支える」の画像検索結果

※ちなみに熊本県のサポータ―とそれを養成するキャラバン・メイトの割合は全国1位だそうです!
熊本県は認知症を支える県ナンバーワンということでしょうか^^

参考資料:全国キャラバン・メイト連絡協議会 認知症サポータ―養成講座標準教材
「認知症を学び 地域で支えよう」

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