2018年6月9日土曜日

ORIGAMI

みなさんこんにちは!
santeの合志です☆

突然ですが、みなさん「おりがみ」は得意ですか?

私は「おり紙がとっても苦手です!!」

大学のころ、バイトをしていた子育て支援施設で必死に折紙の本と格闘しながらおっていたことを思い出します(;'∀')
あの「いのしし」難しくておりがみがしわくちゃになってなんとか作りました(;^ω^)

まず、「やまおり」「たにおり」→なんとなくわかる!
そして「なかわりおり」「かぶせおり」→わからない!

折り紙の本が、親切なのか?わざと惑わしているのか?と、とにかくわからないのです!

でも、働くなかで、おりがみの楽しさや、自分でつくる!楽しい!という子どもたちに出会い、やっぱりおりがみはいいな~と思ってきました。

santeに来てくれている子どもたちともおりがみを折りたい!と思い昨年の11月ごろに折紙の本を購入しました。

しかーし!!
11月にはまったくだれも見向きもしませんでした。

みんなだいすき!「恐竜」の折り紙!大ヒット間違えなし!と思っていた私にはヒットしないことが衝撃的でした。

しばらく、折り紙の本はそっとサンテの本棚に立てかけてある。。。という悲しい状態が続きました。

折り紙のことを忘れかけていた今年の4月。
「これ作りたいですー」と言ってくれた男の子。

保育士の真菜先生と一緒に作ってみるものの、なかなかうまくいきません。
そして、すぐに諦めて、どこかへ行ってしまいます。

どうしたら最後まで取り組めるかなー?とsanteスタッフみんなで考えました。


・折り紙の本を見て一つ一つ一緒におっていく!
・写真で分かりやすく項目ごとに示して手順書を作ってみる?
いろいろと案がでました!

そして、保育士のまりこ先生が考えました!
おりがみを項目ごとに分け、どのように折っていくかを実際の折り紙で手順書を作ってくれました!

おりがみが苦手な私にはとても分かりやすい!!
なるほど!!!
となり、私も一人で折り紙がおれました!(笑)

ということで「恐竜をつくりたい!」でも最後まで自分で作れない彼に!!
この手順書を手がかりにまりこ先生が一緒に折紙に挑戦!!

すると、いつもは諦めちゃう彼が最後まで折紙をおることができたのです。
「先生できたよ!」と見せてくれたその笑顔は自信に満ち溢れた満面の笑みでした。

やっぱり、自分でできた!は嬉しいです。

ここで思う事が一つ
11月にだれも見向きもしなかったおりがみ
なんで
なんで4月ごろからじわじわとsanteでおりがみブームが始まって、6月にはおりがみを楽しみにsanteに来てくれるお子さんも出てきました。

なぜだろう???

ひょっとしたら?
神田先生のプレイルーム効果かな?と思っています。
粗大運動と微細運動はつながっていて、自分の身体を知っていくことはとても大切だ、どのように身体を使うのか?どのように身体に力を入れるのか?そして、自分の手はどのくらいの長さで、どうしたら動かしやすい等々、プレイルームでの活動の中で経験して知っていくことその積み重ねがsanteおり紙ブーム到来の根底にあるのではないかなー?と考えています。

もちろん、分かりやす手順書も必要です!
お子さんにヒットするものを考えることができるか?
そこが療育の醍醐味だな~と思うのでした。

ここからはおまけです☆
 
まりこ先生が作った手順書を見て「あ!これ作りたい!」と言った男の子
その「これ」は恐竜の折り紙ではなく、「手順書」のことでした!

この手順書がどんどんできて、santeは分かりやすい折紙の本ができそうです!


本日は折紙の苦手な合志がお届けしました☆
おしまい



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