あの常勝チームがどのように作られているかについて色々と話を聞いてきました。
・東福岡ラグビー部では1年生が3年生の世話をするのではなく、3年生が1年生の世話をする
・小事大事(部室がありえないレベルで綺麗)
・成功は、小さな準備の積み重ね。信頼は、小さな約束を守ることの積み重ね。
・特別なことはいらない。いつもできていたことがいつでもできるか。できることをやり続けること。
・リーダーの仕事は、「夢を語る・簡潔な言葉で話す・判断する自由を与える・士気を高める・責任をとる」こと
・徹底された時間管理
・学校でスリッパを履かない理由
・「躾」性格は顔に出る、生活は体型に出る、本音は仕草に出る、感情は声に出る、清潔感は髪に出る、センスは服に出る、美意識は爪に出る、落ち着きのなさは足に出る、知性は言葉に出る
などなど、多くの学びを得ることができました!
小事大事
時間は有限
リーダーの仕事
躾
多くの学びが得られたのですが、
その中でも特に驚いたのは「徹底された時間管理」です。
日本一ラグビーが強い高校と聞くと、学校が終わるとすぐにグラウンドで練習を開始し、日が落ちてもナイターで夜遅くまで練習をしており、長時間の厳しいトレーニングに打ち込んでいるのではないかと思われるかもしれません。
こんなイメージでしょうか、、、
しかし、
なんと!
藤田監督の練習は1日90分程度で終わるとのことです。
その理由を聞くと、そこにはすごい分析と、哲学が隠されていました。
①ラグビーはタイムスポーツである
ラグビーは野球とは異なり、攻守を交代で行うのではなく、制限時間内に得点をどれだけ多くとれるかのスポーツです。
あと5分あれば勝てた試合・・・
あと5分短ければ逃げきれた試合・・・
そのあと5分で日本一を逃した本当に悔しい経験が何度もある。
だから、練習のための練習ではなく、試合のための練習を日々行なっていく必要がある。
そのために、練習中にミスをしても、できるまでやらせる(時間を延ばす)ようなことはせず、練習中にミスをしても時間がきたら、そこで終了させるとのことです。
時間の限られた中で、いかに最高の結果を出すことができるか?
それを日々の練習の中から鍛える必要があるとのことです。
②時間管理が徹底された練習
とはいえ、単に練習時間が短いだけではありません。
時間管理が徹底された練習計画があってこそ、短い練習時間で最高の結果が出せるのだろ知りました。
・その日の練習メニューが1分単位で時間配分されている
・練習メニューをタイマーで管理
・全てが時間で管理されている(コーチの気分で時間を変えない)
・選手たちの意識の中に「時間は有限」という意識が浸透している
・限られた時間の中で無駄な動きを徹底的に排除
③4時間練習した時と90分だけ練習した時の差
藤田監督は練習を長くすることとチームが強くなることは連動するのか?
練習を長くすることが、本当にチームを強くすることに繋がっているのか?という疑問を持たれ、ある実験をされたそうです。
選手一人ひとりにGPSを付け、
「4時間練習を行わせた場合」と「90分間時間管理を徹底的に行なった練習」で走行距離を比較すると、驚くことに走行距離に差は生じなかったそうです。
結局のところ、長い練習時間が強いチームを作るのではないという結論に至ったそうです。
(参考)猛練習をやめて日本一を奪還
http://news.livedoor.com/article/detail/14010740/
私も仕事をする上で時間という価値はとても大切に考えています。
医療・介護・福祉の仕事では、患者様や利用者様へ良いサービスを提供したいという想いが強いあまり、時間という概念が置き去りにされることが正直多いと思います。
いかに短い時間で、最高のサービスを提供できるか?
無駄な動きはないか?
サービスの質の向上だけでなく、時間価値(短い時間で良いサービスを提供する)を最大限に高めることも同時に考えていく必要があると考えています。
医療・介護・福祉のサービスの現場でも時間価値を最大化できるよう取り組んでいきたいと思います!
意識高い系男子を目指している小川が取り組んでいる
時間価値の最大化の取り組みについて勝手に紹介します!
・洗濯物を干しながら(畳みながら)、イヤホンで録音した講義を聞く
・お風呂に入りながら、本を読む
・車での移動中にCDで講演を聞く
普段何気なく過ごしている時間を充実したものに!
時間は有限ということを忘れずに!
ストイックに取り組んでいきたいと思います!w
株式会社リハビリテーションコムラッド
小川知己
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