夏が終わり秋が深まっていくこの時期が、個人的には1年の中で1番好きな季節なので嬉しいです!秋といえば、「食欲の秋」「スポーツの秋」「読書の秋」「ファッションの秋」「勉強の秋」など、様々な秋がありますね。美味しいものを食べ、本を読み、オシャレを楽しみたいと思います。スポーツの予定は・・・ありません・・・
さて、先日研修会に参加してきましたので、少しご紹介させて頂きたいと思います。
日本訪問リハビリテーション協会主催の「活動と参加につなげる訪問リハビリテーション 実践編~いきがいと役割のある生活づくりのための関り in福岡」
タイトルの通り、ICFにおける活動と参加に焦点をあてた訪問リハについての様々なお話しがありました。
その中で私が感銘を受けたのは、活動・参加の特徴は
・その人によって費やす時間や重要度は異なる
・その人によって活動の快適さは異なる
・参加は担当療法士が未経験なこともある
というものです。
まずは「その人」の活動を知ること。
セラピストは「良くしたい」という思いから、こちらの思い描く理想の活動・参加をしてほしいと思ってしまうことも多いとか。しかし、そこには当然、利用者さんやご家族の思い、さらにその方の手順や動作があり、利用者さんの望む活動・参加と、セラピストの思い描く活動・参加をしっかりすり合わせていく必要があるということでした。
例えば、ある動作を「何が何でも自分一人でしたい」と思う方もいれば、何か補助具を使ったり、誰かに手伝ってもらって出来ればいいと思う方もいるかもしれません。また、手順やスピード、何か特別なこだわり等、「その人」によって異なるということです。
また、訪問リハにおいて上記のように活動や参加が非常に重要だということは分かってはいても、特に参加に対するアプローチは日々の訪問の中で難しく感じることも少なくありません。
その点においてもたくさんのポイントを教えて頂きました。その中で私が今後実践していきたいと考えたのは、
・その方の生活圏に応じた実用的な外出移動手段で積極的な移動練習を行う
・実際の参加の場へ出向き、成功体験を重ねる
・利用者さんもセラピストも(少しの)勇気をもって
ということです。
私も出来ない理由を述べるのは得意です・・・色々と言い訳をしてしまいがち・・・
例えば、バスを利用して買い物に出かけたい利用者さんについて、「バス停までの移動はどうしよう」「バスの段差の乗り降りは大丈夫?」「移動中トイレに行きたくなったら?」「荷物を持っての歩行は大丈夫?」「もし途中で体調が悪くなったら?」などなど課題はたくさんありますが、ひとつひとつ検討し、シュミレーションをし、セラピストも少しの勇気を出して、参加につなげることが大事なんだな~と感じました。
少し専門的かつ曖昧で分かりにくい内容になってしまいましたが、とても実りのある研修会に参加することが出来ました。
せっかく福岡に来たし、食欲の秋ということで、お昼はとんこつラーメン、夜にはもつ鍋を食べ、翌朝にはもれなく胃もたれしました・・・
訪問看護リハステーションRICHE 西山
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