訪問看護RICHE木崎です。
先日天草の訪問看護ステーションの管理者会議に参加して来ました。
そこでの話題の1つに挙がった「わたしのノート」というものについて書きたいと思います。
「わたしのノート」
聞いたことや見たこと、もしくは書いたことがある方はいらっしゃいますか?
これはどういったものかというと、自分自身がどう生きたいか、人生の最期についてどう考えるか、またはどう迎えたいかなどについて考え、その考えをノートに記し、大切な人に託しておくというものです。
人間は長寿に恵まれても、いつかは必ず死を迎えます。
あなたの死後のことを考え準備しておくことは、あなたご自身にとってもご家族にとっても非常に大事なことです。
あなたは、人生の最終段階をどう過ごし、どこで死を迎え、死後を誰にどのような形で託したいでしょうか。また、あなたが判断力を失ったとき、どう対処してほしいでしょうか。
あなたの意向がわかれば、ご家族はいざというとき迷ったり悩んだりする必要がなくなります。
(中略)この「わたしのノート」は自分自身(わたし)の人生や思いを、家族や支えになる方々にお渡し(わたし)して知ってもらうために書いていただくものです。
(中略)
「後に遺る家族に自分の人生や自分の意思を伝えておきたい」「自分でできることはしておきたい、遺すものを整理しておきたい」・・・など、元気なうちに意思をまとめ、信頼できる人に託しておきましょう。
(引用:わたしのノート 書き方の手引き)
自分の生き方や死について深く考える機会はあまり無いかもしれませんし、難しいことかもしれません。
しかしこれは決してネガティヴなものではなく、むしろ前向きなことだとわたしは思います。
あなたやあなたの周りの大切な人にこのノートの存在を是非知ってもらいたいと思い、この記事を書かせて頂きました。
もしこの記事を読んで気になった方がいらっしゃれば、天草郡市医師会もしくはお近くの訪問看護ステーションにお問合せください。
訪問看護リハステーションRICHE 木崎拓真
ここでイベントのお知らせを致します。
まだ企画段階ではありますが以下のとおり企画中です。
「市民への見取りの普及及び訪問看護ステーション普及イベント(仮)」
とき:平成30年9月24日(月・祝)の午後より
ところ:天草市民センター大ホール
内容:基調講演、パネルディスカッション、訪問看護ステーションの紹介など
※詳細が決まりましたら再度ご紹介させていただきます。
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