https://bit.ly/2ThO6So
会場の安田講堂がほぼ満席の盛況でした。進行役は精神科医の斎藤環さんです。2015年に斎藤さんの翻訳で「オープンダイアローグとは何か」 が医学書院から刊行されて以来関連の書物を幾つか読んで来ましたが、今年はODの勉強会を天草でやってみようかなと思っています。倉本先生が定期的に開催しているMI(動機づけ面接法)のセミナーに参加していますが、これと並行して出来たら良いと考えていますが・・・春か夏か秋か冬にはOD勉強会を出来るのだろうか・・・
話は変わって、東京往復の間に3冊の本を読了しました。2冊は去年の暮から気になっていた本。1冊は偶々本屋で手に取った本。何れも一気に読み終える事ができるほど面白い本でした。
最初は、
82年生まれ、キム・ジヨン
著者チョ・ナムジュ ¥ 1,620 出版日2018/12/07
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これは、現代韓国文学(小説)です。去年韓国で出版され100万部を超えるベストセラーになりました。本邦でも去年の12月に出版されて僅か1ヶ月で5万分が売れました。コムラッドの全員にお薦めです。もし、この本を読んで「首を傾げる」様な人は、医療や福祉の仕事に向いてないと思います。
次は、
私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない
著者イ・ミンギョ ¥1,836 出版日2018/12/13
https://amzn.to/2UAzRIK
出版社のコピーを転載すると、本書は差別問題を語る時、女性にこれ以上の苦痛や我慢を強いることを防ぐべく企画された日常会話のマニュアル書です。女性嫌悪、セクシスト(性差別者)にどう立ち向かえばいいのか、実践的なヒントが満載のあたらしい感覚のフェミニズム書です。
前書と同様に、この本を読んで「首を傾げる」様な人は、医療や福祉の仕事に基本的に向いてないと思います。
3冊目は帰りの天草エアラインが3時間遅れたので読了できました。読んでる最中に何度も声を出して笑ってしまう箇所があり周りの人から変な目で見られました。
前の2冊と異なり、とても楽しめる日本の小説ですが、主人公は78歳の女性ですので、高齢者の生き方に関してなかなか深い示唆が含まれています。私が担当しているエールの介護予防運動の利用者の中にも「私は老人会なんか絶対に入らない!!!」という女性が居ます。何時もお洒落で、軽くメイクもして、チャーミングな方です。ま、私も近いうちに統計上の高齢者になる訳ですが、高齢者とひと括りにされては困るぜ。という事でしょうか。考えながら大爆笑できる一冊です。
すぐ死ぬんだから
内館 牧子 (著) 2018/8/23
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リハスポット YELL 有江光
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