2020年2月17日月曜日

あるゴールデンタイムで

 ある日の夜、仕事から帰り一通りのことことをすませ、早々とベッドに横になりテレビを見ていました。すると番宣で見たいと思っていた、「ボケますから よろしくお願いします」がちょうど始まろうとしていました。
 楽しみに見ていたのですが、愕然というか、考えさせられる場面が次々と。それまで老夫婦2人に時々娘さんが帰省して、老いていく親を娘が撮影していくのですが、認知症が進行する母のために在宅サービスを利用するのですが、、、、、 サービスを提供するにあたって凄く違和感を感じました。
 母は役割を奪われたと思い、自分の病気が何なのかも分からず混乱していく。
 涙、涙でした。
 訪問看護師である私たちは利用者のご自宅に入っていき、何かを提供したいという思いが、ひょっとしたらその人自身の役割を奪っていないか、気を使わせすぎていないか。
 毎日、看護とは何かを考えていきたいと思います。
  

次の日は天気もよく、大矢野までの訪問でした。
早くついたので、利用者宅の近くの港の駐車場に車を停めて5分ほど散歩ができました。
祝日だったので、家族連れの釣り人がたくさんいました。
とても気持ちがいい日でした。

今日もいっちょ頑張ろう

訪問看護リハステーションRICHE 稲田

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