雨の日はなんだかやる気がでなかったりと、湿度に弱いお子さんも多いですが、憂鬱さに負けないくらいサンテで達成感を感じて欲しい!と日々作戦会議中です。
今日はお子さんの成長を感じたエピソードを紹介させてください。
テーマは「絵本」
児童発達支援事業をご利用して下さっているお子さんとの出来事です。
利用されて半年が経たれましたが、大きく変化されたことがあります。
それはお子さん自身が「絵本が楽しい」と感じはじめたことです。
利用された当初は絵本を提示しても前向きな反応は見られず、1冊読み終えることができませんでした。
そのような状況を再度アセスメントし直し、プレイルームでの運動とミーティングルームでの机上課題を試行錯誤しながら療育を進めてきました。
5月ごろから絵本をスケジュールに入れておりますが、初めのころと様子が少し変わってこられて、こちらが“少々早口で読んでしまえば”1冊読み終えれるくらい、絵本に注意を向け続けることができるようになられていました。
そして最近、絵本を楽しみにされている様子が伺えるようになりました。
スケジュールを確認して
「絵本は?絵本(すぐに)見たい」と絵本のスケジュールカードを手に取られたり、
「(絵本を)もう1回見たい」とリクエストしてくれたり!と嬉しい出来事が続いています。
絵本の中で出てくる食べ物をおいしそうに食べる真似をされる姿に、成長を感じています。
どんな絵本がヒットするかな?
どのように絵本への導入をしたらより注意を引けるか?等々
考えながら、確認しながらの療育はやっぱり楽しいです。
利用を始められた半年前に絵本を一緒に見て楽しむことができるようになるとまでは想像していませんでした。
この出来事は、これからの私にたくさんのことを教えてくれ、ヒントをくれました。
ただ、「できるようになって良かったです」ではなく
「なぜできるようになったのか?」を考察してスタッフを共有し、保護者の方にお伝えしたいと思います。
その理由は明確にあります!!
「楽しみにできるものが1つ増えた」些細なことですが、そんな些細な出来事のために私たちは働いています。
「もう1回!」
あなたがそう言ってくれたから
今日は絵本記念日。
失礼しました!笑
ずっと覚えていたいことが増えました。
リハトレクラブSANTE
合志
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